子供にピアノを教える時の組み立て方

子供にピアノを教える時というのは、どうレッスンをすればいいのかというところでかなり悩みます。

練習時間であったり、練習内容であったり、どう組み立てれば子供が飽きずに最後まで練習してくれるようになるかというのは、とても難しい問題です。

ただ、子供が自分で練習をしていくのにはかなり無理があるので、それなりの年齢やレベルになるまでは大人が練習内容などを考えてあげる必要があります。

練習内容や練習スケジュールをしっかりと組んであげることで、子供のピアノの練習はスムーズになります。

まずは、練習時間や練習内容を大人が決めて子供にやってもらうようにしていきましょう。

子供がピアノを練習する練習時間

子供がピアノを練習する練習時間ですが、これは子供がどの程度集中力が続くかによって変わってきます。

幼稚園に通っている年齢の子供の場合は、15分から30分程度。

小学生になったら1時間前後に増やしていくような形で持っていくのがいいかもしれません。

子供のピアノの練習時間は、他の習い事や宿題や勉強、遊ぶ時間も考慮して考えていく必要があります。

練習時間が長くなりすぎると、集中力が低下してピアノの練習の質自体が低下してしまいます。

また、練習時間が長すぎて他の経験ができないような状態になるのも、のぞましくありません。

ここで紹介した練習時間はあくまで目安なので、子供それぞれの集中力や生活リズムにあわせて、練習時間を決めるようにしましょう。

練習内容

ピアノ教室に通っている子供の場合は、基本的にはピアノ教室のレッスンで行っている内容の復習をするのが望ましいです。

自宅での練習でピアノ教室とは違う練習のやり方をしてしまうと、効率よく上達することができなくなってしまいます。

なので、保護者が自宅で教える場合は、まずはピアノ教室で行っている練習方法や注意点をピアノ教室の先生に聞くようにしましょう。

そのうえで、自宅でのピアノの練習内容を決めていくようにします。

例えば、練習時間が15分くらいの場合は、集中力が継続するように5分区切りで練習内容を変えるようにします。

最初の5分はタンバリンやカスタネットなどを使ったリズムトレーニング、次の5分は楽譜の読み方の練習、最後の5分でピアノ教室で練習している曲の練習などをしていきます。

内容はピアノ教室のレッスン内容に準じたものにしていきますが、重要なことは5分ごとに練習内容を変更していくということです。

小さな子供の場合は、同じ練習内容を長くやってしまうと、どうしてもすぐに飽きてしまいます。

そのため、短い時間で練習内容を変更していくことが、集中力を継続するために必要になります。

練習内容自体はピアノ教室の先生と相談しながらになりますが、練習時間は短い時間で切り替えていくやり方で練習するようにしてみてください。

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